[ ZEB受注実績 ]
- 年度
- 用途
- 規模
- 2021年度
- 工場
- 1,137m2
飯田組では、積極的にZEB(Net Zero Energy Building)のプランニング・建設に取り組んでいます。
その取り組みをご紹介いたします。
Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称です。快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のことです。
建物の中では人が活動しているため、エネルギー消費量を完全にゼロにすることはできませんが、省エネによって使うエネルギーをへらし、創エネによって使う分のエネルギーをつくることで、エネルギー消費量を正味(ネット)でゼロにすることができます。
建物のエネルギー消費量をゼロにするには、大幅な省エネルギーと、大量の創エネルギーが必要です。
そこで、ゼロエネルギーの達成状況に応じて、3段階のZEBシリーズが定義されています。
省エネ(50%以上)+創エネで100%以上の一次エネルギー消費量の削減を実現している建物
省エネ(50%以上)+創エネで75%以上の一次エネルギー消費量の削減を実現している建物
省エネで基準一次エネルギー消費量から50%以上の一次エネルギー消費量の削減を実現している建物
2030年度以降に新築される建築物について、「ZEB基準の水準の省エネ性能が確保されること」との政策目標が示されました。
飯田組では、2025年度に受注する建築物のうち50%以上がZEBとなることを目標に掲げ、ZEBを実現するための技術力向上に努めます。また、ZEBに興味を持っていただけるよう、省エネ性能とコストのバランスの取れた提案ができるよう努めてまいります。
飯田組では、積極的にZEH-M(Net Zero Energy House Mansion)のプランニング・建設に取り組んでいます。その取り組みをご紹介いたします。
Net Zero Energy House Mansion(ネット・ゼロ・エネルギー・マンション)の略称です。外皮の断熱性能の大幅な向上と、高効率な設備・システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギーの収支をゼロとすることを目指した集合住宅のことです。
ZEH-Mの定義は省エネ率によって、4つのタイプに分けられます。
外皮断熱性能 強化外皮基準(ZEH基準)
省エネ率(再エネ除く)20%以上+省エネ率(再エネ含む)100%以上
外皮断熱性能 強化外皮基準(ZEH基準)
省エネ率(再エネ除く)20%以上+省エネ率(再エネ含む)75%以上
外皮断熱性能 強化外皮基準(ZEH基準)
省エネ率(再エネ除く)20%以上+省エネ率(再エネ含む)50%以上
外皮断熱性能 強化外皮基準(ZEH基準)
省エネ率(再エネ除く)20%以上+省エネ率(再エネ不要)20%以上
2030年に目指すべき住宅の姿として、「新築住宅についてZEH水準の省エネ性能が確保されること」との政策目標が示されました。
集合住宅も同様であることから、飯田組の集合住宅においても、より一層省エネルギーに配慮し、ZEH-Mの設計・施工のための技術力の向上に努めます。また、ZEH-Mに興味を持っていただけるよう、その魅力を発信するとともに、省エネ性能とコストのバランスの取れた提案をできるよう努めます。
※過去2棟のZEH-M Readyを計画しました。